顔にあるいぼは手術で取り除く【クリニックを受診】

治療の選択肢が減ることも

看護師

傷痕が残りにくい治療を

皮膚にできる良性腫瘍には、ほくろやおでき、粉瘤など、様々な種類があります。いぼもその一つで、ヒトパピローマウイルスに感染してできるウイルス性と、加齢によってできる老人性の2種類に大別できます。ウイルス性は年齢に関わらず感染するものの、感染者は高齢者で少なく、小児が最も多いです。ただ、感染経路が傷口なので、手を切る機会の多い人は注意したいところです。いぼを触ると芯があり、表面はざらつき、痛みや痒みを感じることはほとんどないです。何度も接触することで感染するため、皮膚上で広がったり他の部位に移ったりすることがあります。ウイルス性の中でも、性器の周囲にできる尖圭コンジローマは性行為で容易に感染し、焼け付くような痛みを生じることが珍しくありません。自由診療で除去する場合、炭酸ガスレーザーで蒸散させるのが一般的ですが、中々治らずに困っている場合は手術が選択されることもあります。そして老人性のものは脂漏性角化症と呼ばれ、老化が早まる紫外線を浴びやすい顔や首などに現れることが多いです。シミと同時期に出ることもあれば、シミだったものが脂漏性角化症になることもあります。また、ほくろのように平坦なものも隆起したものもあり、色も肌色や褐色、黒色と様々です。大きくなってしまうと炭酸ガスレーザーで取りきれないため、手術が推奨されます。脂漏性角化症は時間と共に大きくなることが多々あり、数も増えがちです。小さい内に除去してしまえば、治療方法の選択肢は広がり、費用も抑えられます。いぼは5mmほどを境として、手術か否かが決定されます。また盛り上がったものも、手術を勧められることが多いです。切除法といういぼの手術は、確実に病変部を除去できることや、安全性に優れていること、再発リスクが低いのが特徴です。病変部の周辺を少し大きめに切って細胞を除去し、1本の線になるように縫い合わせます。1週間ほどしたら抜糸を行い、それで治療は終了です。抜糸するときには傷口がふさがっているものの、まだまだ皮膚が不安定な状態です。刺激と紫外線に敏感なため、UVカットに力を入れて過ごしてください。テープを貼って過ごすのが一番安心かもしれません。切除法で行われる縫合の種類には、真皮縫合や表皮縫合、巾着縫合などがあります。巾着縫合は傷の修復が早い、傷痕が残りにくいといった利点があるものの、その脂漏性角化症の状態に合わせて傷痕が残りにくい縫合方法を選択してくれるクリニックが望ましいでしょう。念のために、カウンセリングのときに傷痕が残らないようにして欲しいことを伝えると安心です。

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