顔にあるいぼは手術で取り除く【クリニックを受診】

レーザー等で取れない場合

男性医師

術後すぐは温めないように

成人以降、特に40代以上の人に出やすい出来物の一つに、老人性いぼがあります。医学的には脂漏性角化症などと呼ばれ、一度出ると基本的に取れることはありません。いぼ治療用に飲み薬や塗り薬が市販されていますが、これらが効くのは、ウイルス性いぼです。取らなくても構わない腫瘍であるものの、徐々に大きくなり存在感を増すので、自費診療でも取る人は少なくないです。数ミリの内に取っておけば、電気メスやレーザー機器などで取れますが、大きくなったものは手術の切開縫合法になります。いぼを美容外科で取りたい場合は、予約を入れてから診察してもらいます。美容外科の多くは5mm以下のものはレーザー機器で取り、それ以上の大きさは切開縫合法という選択です。手術することに決まったら内容や費用などを確認し、施術日を予約して一旦帰ります。クリニックによっては、当日処置できます。切開縫合法にかかる時間は、わずか10分から15分程度です。費用は5万円ほどが目安で、初診料は3,000円ほど、その他麻酔代や術後用に抗生剤や痛み止めが処方された場合は薬代がかかります。また、手術は縫合するので、抜糸するために5日後から1週間後くらいに再診日の予約を入れてから帰宅するのが一般的な流れです。手術と言ってもいぼは小さいので、切開する面積は大きくありません。ですから、術後内出血が起きたり腫れたりする可能性は低いです。しかし、患部の血流が良くなると内出血するリスクが高まるので、シャワーを当てるのは術後48時間後、入浴は翌日からにしておきます。それから、術後すぐは喫煙を、一週間は飲酒とスポーツを控えるのが妥当です。なお、内出血が起きても2週間ほどで消えます。いぼの手術を受けるときに心配なのは、傷痕かもしれません。特に女性が顔の手術をするのは勇気が必要でしょう。美容外科医や形成外科医は傷痕を残さないように縫合する技術を身に付けているので、傷痕はほとんど気にならなくなると言われています。一般的な縫合法との違いは、真皮まで糸をかけるか否かです。美容外科などで行われている真皮縫合は、針と糸が一体化した針が用いられます。一体化していることによって針穴がない状態となるため、それだけ患者の体に負担をかけずに済みます。そして、真皮から脂肪層に糸をかけて結び、その後表皮を軽く縫合して終了です。表皮を縫合した糸だけを後日取り、真皮縫合した糸は埋め込んだままにしておきます。溶ける糸を使用するのが一般的ですが、まれに糸が飛び出したり透けて見えたりする可能性があるので、その際は医師に相談してください。

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